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這いつくばるようにして、エンジンの下を覗くと、
カウルを外さなくてもオイル交換出来ることが分かった。 しかし、なんとまー、固く締め付けられてるのだろう。 明日か明後日、絶対に変なところが筋肉痛になるに違いない。 どうにかこうにか、格闘の末に勝利をおさめ、 廃油を受ける容器にボルトを落とさないよう、ゆっくり外す。 すると、墨汁のように真っ黒になったオイルが流れ出てきた。 という、ここまでの作業すら、 自宅の車庫でやれたか?というと、ムリだったと思う。 まず、センタースタンドが無い。 車体を真っ直ぐにするには、サイドスタンドに何か噛ませて平行にし、倒れないようにスタンド側にロープかなにかでテンションを掛けておく、という工夫が必要らしい。 一応、一切手は出さない、という条件で、 先生のご指導のもと、場所と工具等をお借りして、である。オイル代のみの支払いで、講習料無料なのは気が引けるが、こんな貴重な経験をさせてもらえるチャンスを逃す手は無いだろう。 フロントタイヤを支えて車体を真っ直ぐに出来るアイテムに、自力で載せることさえ一苦労だった。 油が落ちきったところで、クリーナーをかけてきれいにし、ボルトを締め直し、必要な量より少なめのエンジンオイルを注ぐ。 ゲージで確認し、さらに規定の量まで入れる。 五分程エンジンをかけて、10分ほど待ち、 再度ゲージで確認する。 これで、作業は終了した。 固定している台から降ろす方が、載せるより少し大変だったが、 これもなんとかクリア。 ふう。 オイル交換を終えたCBRの、すぐそばに、 ピカピカに再塗装されたKS2が。 エンジンは一発始動。 もうすぐ、私のもとに戻ってくる。 先生は、仕上げはどうする?リラックマでもすみっこぐらしでも好きなの貼ってあげるよ(笑)と、いつものように私をからかうのだけど、このままでいいです!と私は断固拒否。 お礼にお昼奢りますよ!と近くのケンタッキーへ。 無性にお腹が空いていて、私は先生が食べ終わるより前にランチセットのチキンサンドを一瞬で平らげてしまった。 なにかしら、やりきった気分になっていたからだろうか。 夫にこの事を話したら、 それはテメーが自分でやったとは言えねーだろうがっ!って言ってくるに違いない。 も、めんどくさいから黙っていよう。 そんなことを考えながら、岡崎を後にした。 |
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